東梨特急は、東京から富士山麓への観光に便利な特急列車です。車両は、多摩富士急行電鉄の10000系を使用しています。「東梨」は、「東京」と「山梨」を結ぶことからから名付けられました。
富士山麓への観光用だけでなく、津久井線に直通する「つくい」としても運行しています。
2002年の東梨線全線開業に合わせて運行を開始し、当初からあざぶ線・東葉鉄道線への直通運転を想定し前面に非常貫通扉を設けています。また、将来のホームドア設置を見越してドア位置が少しずらされており、ここ数年、多富急線内のホームドア設置駅でその威力を発揮しています。
2005年より始まったあざぶ線・東葉鉄道線との直通運転は当初2往復でしたが、年々増発され現在では5往復となり、千葉方面から富士山・津久井方面への観光がより便利になりました。